kkk TURBO とは
Aktiengesellschaft Kuhnle, Kopp & Kausch (キューネ、コップ&カウス)
1774年以降、キューネ、コップ、カウスの3氏はそれぞぞれの事業を行っていましたが、1889年に合併し、この会社ができました。(以後AG KK&Kと略す)
蒸気タービンや軍用のタービンを開発し、1952年にトラック用の小型ディーゼルエンジンに対応する排気ガスターボチャージャーの開発に成功します。
1960年にはターボチャージャー工場ができ、順調でした。
1985年に資本が大きく移動し、AG KK&Kはダイムラーベンツのグループになります。
1994年には大株主がPenske
Transportation International Corporationになり、1996年にファン部門をTurboLufttechnik社に売却します。
そして1997年、ボルクワーナーオートモーティブヨーロッパ社が大株主になると、AG KK&Kはタービンと圧縮器、すなわちターボチャージャー部門をボルクワーナーの子会社として設立される3Kワーナーターボシステムズ社に1998年売却したのです。
そして、同時にBorgWarner
Turbo SystemsはSchwitzerをも吸収し、ターボチャージャーデベロッパーとして確立されていきました。
KKKターボとして古くから親しまれてきた企業はこんな歴史を持っていました。
日本ではブリッツがKKKの総代理店となっていましたね。
ポルシェはターボ開発にあたりこの歴史あるKK&Kを採用し、開発に力を入れていきました。そしてついにはその弱点を克服すべく、今やシングルターボになくてはならないブローオフバルブを開発し、ポルシェが特許を取得するまでにいたったのです。
さて、そんなKKKターボとポルシェの付き合いですが、911ターボ以外では、日本のIHI製も使われるようになっています。
以下はカイエンが開発された時のプレリリースです。
ポルシェは従来3K WARNER TURBOSYSTEMS製ターボチャージャを採用してきましたが、今回初めてSUVを開発するにあたり3KWARNER TURBO
SYSTEMSに代わるサプライヤーを探していたところ、IHIの欧州市場におけるこれまでの高出力ガソリン車(フェラーリ,マセラッティ等)向ターボチャージャの実績及び現地における開発対応力が評価され受注につながりました。
